遮音シートだけでは効果がない?正しい防音の組み合わせ方

「遮音シートを壁に貼ったのに、思ったほど効果を感じない…」「むしろ部屋の中で音が反響するようになった気がする…」そんな声を聞くことがあります。実は、遮音シートは単独で使うと期待通りの効果が出ないことがあるのです。

この記事では、遮音シートの効果を最大限に引き出す正しい組み合わせ方を解説します。

遮音シートだけでは不十分な理由

遮音シートは音を「遮る」材料です。壁に貼ることで、壁の向こう側に音が伝わりにくくなります。しかし、遮音シートには音を「吸収する」機能がありません。

遮音シートだけを壁に貼ると、壁の遮音性能は上がるものの、室内側の反射が増えます。つまり、隣に漏れる音は減っても、自分の部屋の中が反響してうるさく感じることがあるのです。これが「遮音シートだけでは効果がない」と感じる原因です。

正しい組み合わせ:遮音+吸音

壁の対策:遮音シート+吸音パネル

最も効果的で基本的な組み合わせです。壁に遮音シートを貼り、その上に吸音パネルを設置します。貼る順番は「壁→遮音シート→吸音パネル」の順です。

防音専門店の防音ファストラボでは、遮音シートsaegiri(サエギリ)と吸音パネルhisoka(ヒソカ)の組み合わせを特におすすめしています。遮音シートが音を壁の向こうに通さないようブロックし、吸音パネルが室内の反響を吸収。この二段構えで、自分の部屋も静かになり、隣にも音が漏れないという理想的な防音が実現します。

床の対策:遮音シート+防音カーペット

床の防音は、遮音シートの上に防音カーペットFuwra(フウラ)を敷くと、振動の遮断と衝撃の吸収の両方ができます。足音対策に最適な組み合わせです。

組み合わせの効果の違い

  • 遮音シートのみ:約5〜8dB軽減(「少し静かになった」程度)
  • 吸音パネルのみ:約3〜5dB軽減(反響は減るが、音漏れ防止効果は限定的)
  • 遮音シート+吸音パネル:約10〜20dB軽減(「明らかに静かになった!」と実感できるレベル)

10dBの差は、人間の耳には「音量が半分になった」と感じるレベルです。組み合わせることで単独使用の2〜3倍の効果が得られます。

まとめ

遮音シートは単独ではなく、吸音材と組み合わせることで真価を発揮します。「遮音+吸音」はすべての防音対策の基本。片方だけでなく、必ずセットで対策しましょう。

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